「ちょっと違うイメージが撮れるかもしれない猫写真術42」室内で、それもシーリングライトの下で撮るとどうしてもフラットな光の写真なりがちです。そこで他の照明をプラスして変化をつける方法を書きました。さらに猫の表情をイキイキとさせるライティング・・・それは瞳にキャッチライトを入れることです。わかりやすく言えば「少女漫画の主人公の瞳」にするということ。モデル撮影でも瞳にキャッチライトを入れるために、カメラ側でストロボをたくことがあります。しかし一般家庭にストロボはないので、他の照明で代用するしかありません。フロアスタンドがあるなら、それを背にして猫を狙い、こちらを向いた時にシャッターを押せば瞳にキャッチライトが入る可能性が高くなります。デスクライトを床に置いた場合、猫がうつむきがちにその光の方向を向くと、光った床が瞳に写り込んでキャッチライトのように見えることもあります。いずれの場合も猫の瞳を観察しながらシャッターを押すことが重要です。本当に小さな点のような光ですが、これの有る無しで雰囲気がガラリと変わりますのでぜひ挑戦してみてください。
ということで「光」について長々と書いてきましたが、次回は違った角度から猫写真の撮り方について書く予定ですので、しばらく休講です。
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